FC2ブログ

人魚

男の人魚

海は広く、その深い海底には、まだ誰も知らない世界がある。人魚の世界もそうだ。

1人の少年人魚が、今日も外海遊びに夢中だ。彼の住む人魚の国「ムケテール帝国」は、深い海の底の洞窟奥にある。彼はその国の王子”スコッシー・ムケテール”だ。若いスコッシーだが、我々人間の世界での150歳にあたる。彼らは寿命が長く、通常は800歳くらいまで生きると言われている。
 
スコッシーが住む国は、父である”ズール・ムケテール”により500年に渡り平穏に収められてきた。だがそんなムケテール王国にも深刻な問題が生じていた。

帝国が抱える深刻な問題。それはオスの出生率が異常に低く、この150年間ではスコッシーただ1人だけである。つまり、彼には年頃のオスの友達は1人もなく、23人の姉を含むメスばかりが友達だった。オスはと言えば、宮殿に使える歳の離れた者ばかりだったのだ。

若い彼の好奇心は常に外海にあった。我々人間が空や宇宙、海にロマンを抱くのと同じように、彼にとって洞窟の向こうの海、その先に広がる世界は、常に興味の対象だった。

王国では十五歳になれば海の上の人間の世界を見に行くことを許されていた。そしてスコッシーもついに十五歳をむかえ、外海を越え、海上に出る事を許される日がきた。

ズールや、姉、執事達は口を揃えて言う。”外海は恐ろしいところだ。決して遠くまでは行ってはいけない。決して人間にその姿を見られてはならない。”と。。。

すると人間が海を渡るときに使うと言う大きな”ネフ”が目の前に現れた。

「これを。。。人間が。。。人間てスゴイんだ。。。」

王子はネフを追いかけ、甲板のすき間から中をのぞいてた。船上ではパーティーが開かれて、美しいドレスを着かざった人たちが踊っていた。尾ひれではなく足で華麗に。その中に美しい青年がいた。それは、人間の王子だった。

「あ。。。」

スコッシーは一目で人間の王子に心を奪われた。女ばかりに囲まれて育ったスコッシー。若い男性に惹かれるのは当然だったのかも知れない。

そのとき、突然、海が荒れ始めました。稲光が走り強い風がふき、波が大きくうねり出した。瞬く間に船は嵐に飲まれてしまい乗っていた人びとが海に放り出される。そしてあの人間の王子も。

「大変だ!」
 
スコッシーは荒れ狂う海を王子の姿を探しだし、両腕でしっかりと抱いた。そのとき、王子はかすかな意識の中で少年の横顔と、青くキラキラ光るモノを見て、そのまま意識を失った。ぐったりしている王子のからだをだいて浜辺へと運んだスコッシー。しかし王子は目を開かない。スコッシーは王子に口づけし、呼吸をうながした。

王子「う。う〜ん。。。」

王子に意識が戻りそうなその時、若い人間の娘が走ってきた。

スコッシー「ヤベっ!」

スコッシーは慌てて海に身をかくした。人間の娘は倒れた王子を見て、あわてて人を呼んだ。そして王子は息をふきかえし、目の前にいる娘を命の恩人と勘違いしてしまった。スコッシーは泣く泣く城に帰るが、どうしても王子のことが忘れられない。

スコッシー「僕も人間だったら。。。あの人に会えるのに。」

王子に心を奪われたスコッシーは、禁断の洞窟に住む魔王に会いに行く。魔王はかつては王国の一員だったが、若い男の人魚を何人もレイ○した罪で、追放されていたのだ。スコッシーは魔王に人間にしてくれるよう頼んだ。

魔王はスコッシーのカラダを舐めるように眺めながら願いを聞き、こう答えた。

「そうか。人間の王子に会うために、人間になりたいと。。。わかった。願いをかなえてやる。ただし、まずその可愛い声をいただく。そして、もしお前が王子の心を掴みきれなかったら、お前は二度と人魚には戻れない。そしてお前の心は泡となり、その美しいカラダは永遠に私の奴隷となる。それでもいいかね?」

スコッシーは迷わずそれを承諾した。

ニヤリと笑った魔男はスコッシーの下半身に妖しげな黒い墨を吹いた。黒い墨が晴れると、なんとスコッシーに2本の足が付いていた。そしてふと意識を失いました。

人間の王子が浜辺を歩いていると、全裸の少年が横たわっていました。王子はその少年を抱きかかえました。

王子「なんて美しい少年だ。。。それに、私はこの少年をどこかで。。。」

王子の潜在意識はスコッシーを憶えていて、そしてひと目見て王子を気に入った。王子もまた、国の政略による女どもとの上辺の出会いに飽き飽きしていたのだ。

声が出せないスコッシーを王子は城に迎え、弟のように可愛がった。たとえ声が出せなくても、人間として王子の側にいられることが幸せだった。しかし王子はこのときすでに、命の恩人と思いこんでいる浜辺で会った娘との縁談が進んでいた。本当は自分が助けたことを言えないまま、ただスコッシーは2人を遠巻きに見る事しか出来なかった。。。

そのころ、海底のムケテール王国ではスコッシーが人間、それもオスの人間に心を奪われたことをズールと姉達が知った。ズールと姉達は魔男と会い、スコッシーとの契約を破棄するように命じた。しかし契約を破棄するためには23人の娘が魔男と契る事。それが条件だった。魔男はバイだったのだ。娘たちは泣く泣く魔男に抱かれた。そして23人目とのSEXが終わったあと、魔男はバイブを娘たちに渡した。

魔男「スコッシーがこのバイブで人間の王子のアナルを犯すことが出来れば、契約は解かれふたたび人魚に戻れるだろう。」

娘達は魔男からバイブを受け取り、海面へと向かった。

そして王子と娘は、船上で結婚式をあげることになった。王子と結ばれることのないスコッシーは次の日の朝、海の泡になってしまう。そのとき、海面に姉達が顔を出した。

「魔男から、このバイブをもらってきたわ。これで王子のアナルを犯しなさい!そうすればアナタは人魚に戻れる!」

1人の姉がバイブをスコッシーに投げ渡そうとした時、一番上の姉がそのバイブを奪い取った。

一番上の姉「こ、これは私のモノよ!」

姉達「なによ!姉さんだけズルイわ!私にも貸しなさいっ!」

姉達はバイブを奪い合って海の底に消えた。スコッシーはその姿を見て嘆き悲しんだ。そこに、魔男が顔を出した。

魔男「スコッシーよ。後ろを見ろ。」

スコッシーが振り返ると、王子と娘が口づけをしていた。その瞬間、スコッシーは足に力が入らなくなった。船の手すりにすがり、なんとか立とうとするものの無理だった。そして海へと落ちた。娘との口づけの最中、王子の目にその姿が映った。

王子「あれは!あの時の!」

王子は娘を振り払い海面を見た。薄れる意識の中で見た少年と、青くキラキラ光るウロコが見える。王子は、やっと愛すべき人が誰だったのかに気づいたがもう遅かった。

エロ 蛸

黒い墨と、無数の触手がスコッシーのカラダを覆う。

魔男「お前は契約を守れなかった。このカラダは永遠に私のモノとなる。せめて最期に人間の少年の姿で汚されるサマをあの青年に見せてやろう。」

全裸水泳

触手はスコッシーの両手、両足に絡み付き、やがて体中にまとわりついて愛撫した。スコッシーは白濁の液を海中に撒き散らし、やがてその心は泡になり、カラダは深く暗い海へと引きずり込まれた。王子は城の者たちに抑えられたまま、ただ泣き叫んでその最期を見届けるしかなかった。。。

水中 ヌード

泡となったスコッシーの心は、この海を漂い、城の浜辺に打ち寄せ、王子の幸せを見守り続けた。海底へと沈んだカラダは来る日も来る日も、魔男の触手に弄ばれる。色欲に堕ちた娘達の体内には魔男の命が宿り、やがてムケテール王国は没落を迎えたと言う事だ。

水中 射精

人魚姫の弟 (フルール文庫 ブルーライン)
犬飼 のの
KADOKAWA/メディアファクトリー (2014-09-11)
売り上げランキング: 213,359
関連記事